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雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

裏丹沢で沢交流

ルート:裏丹沢 神之川 伊勢沢(2013/6/15)

メンバー:Hatch、Minapo、Uichi

 

前回に引き続き、西からの刺客minapoさんとB会の若手メンバーで沢登り。

本来はもう一名ゲストを加えて富士山交流登山の予定だったが、天候判断により、四人で裏丹沢の神ノ川伊勢沢で沢登りの企画となった。

 

6/15(土)

6:15ゲート-7:10入渓-9:10 45m大滝-11:45登山道-13:50ゲート

 

前夜にアプローチし、ゲート近くの軒下で前泊。

翌朝は6:15にゲートを出発し、約40分ほど林道歩き。林道脇にはキイチゴが多くなっており、つまみながら進む。目印の辺りで神ノ川に下り、少し上流に進んでから伊勢沢に入渓。前日までの雨で水量は多め。

F1は下段を左から登るが、上段の水量が多く左岸から巻く。踏み跡もハッキリ。

続くF2の10mも左から巻き。全般的に鎖やトラロープが無駄にしっかりしている。

その後、小滝が続く中を進んでいくと三ノ沢と四ノ沢の出合に到着。三ノ沢上部には立派な大滝の姿がチラリと見える。ここからゴルジュやナメが続き、楽しい渓相となる。

 

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大滝前衛の2段15m滝は下段を左から登るが、水量が多く上段が厳しめだったので、滝手前のルンゼを登って左岸から高巻き。ロープを張って高度感のある斜面をトラバースし、懸垂下降で沢床に復帰。岩がもろく、気を揉む。

 

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そしていよいよ核心部の45m大滝に御対面。このレベルの大滝は丹沢では希少。

大滝も普通に登られているが、登攀ルートの中央リッジと左壁凹角に水がガンガン流れており、それなりに行けそうな雰囲気はあるものの、パーティの力量を考えて結局左岸から高巻きで越すことに。名残惜しいので、下部をフリーで取り付いて少し遊ぶ。

 

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大滝の巻きは、思ったよりしっかりしていて不安感は少ない。

大滝以降も小滝が連続して楽しいが、二俣を過ぎた辺りで河原状の地形となり、やや単調。ツメは左俣に進む。

 

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最後は適当な枝沢をツメて崩壊地を経由後、登山道に到着。姫次で装備を解除して大休止。暑いのでフラッドラッシュスキン一丁で下山する。

下山中は、来月に北丹沢12H山岳耐久レースがあるとのことで、試走者と多くすれ違った。森に染み入る蝉の鳴き声に、いつの間にか訪れた夏を感じる。

約二時間でゲートに到着して山行終了。ヒル被害は一匹だけだが、被害者は初めてだった様で、下山口に黄色い悲鳴が響き渡った。

 

 

 

[雑感]

直前の雨で水量が多く、沢初級者二人連れての慎重な判断を求められる山行ではあったが、めぼしい滝をほとんど巻いてしまったのは心残り。

初級者がいる場合、パーティ内のリソースをそちらに割かざるを得ないので、イケイケの判断を下しづらいという部分があるが、二人とも山の経験は豊富なので、今思えばもう少し攻めてよかったかも。

不確定要素が多いと、メンバーの実力に関係なく、行動判断に安全マージンを取りすぎるきらいがあるので、その辺はもう少し柔軟に対応できるように調整していきたい。

ちなみに翌日は富士山に行ったものの、五合目で天気敗退。 今企画の交流部分はちゃんとできたが、ガッツリ山に入れずに不完全燃焼感が残ったので、次回はしっかり決めていきたい。