雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

穂高ファミリー登山

ルート:奥穂高岳(2013/9/7-8)

 

この週末は久しぶりの家族交流で、父親と弟と穂高岳登山。

ルートは初日に岳沢から入って前穂経由で穂高岳山荘泊。二日目はジャンダルム経由で西穂まで、という予定だったが、あいにくの悪天で二日目の行程は諦めて涸沢に下山。

初日は前穂をピストンしている辺りから風雨が強まり、15年もののシミテックスはただの布キレと化していた。これだったらいつも着ている沢服の方がよっぽどまし。しかも前泊が松本の居酒屋で、睡眠時間がほぼ皆無ということもあり、ひたすら眠かった。

 

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奥穂で涙目になりながら家族写真撮った後は、穂高岳山荘へ駆け込む。

相変わらず素晴らしい山小屋だが、乾燥室の狭さとヒーターの性能はもう少し改善して欲しい。(と、道中仲良くなった人が言ってました)

翌日は早々に涸沢に下山するが、本谷橋の手前で150人くらい追い抜いた気がする。

別に急いでるつもりはないのだが、人の後ろを歩いていると道を譲られるので、気付いたら抜かざるを得ない状況、というのがひたすら続く。

 

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下山すると、いつもは週末20件以上ある山岳会の計画がキャンセルだらけで、日曜は今計画だけになっていて笑った。特に提出する必要のある計画でもなかったのだが。

結局目標の奥穂~西穂縦走は来年へ持ち越し。でも一週間後、父親が単独で縦走していた。どうやら今回で五回目らしいが、来年も行くつもりの様だ。