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雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

GW知床スキーツアー③

5/5 海別岳
10:45 駐車地-15:00 ニセピーク-15:30 海別岳-18:00 駐車地


この日も天気が良いので羅臼から移動して海別岳を目指す。海別岳は標高1419mで、知床連山の基部に当たる。整備された登山道はなく、山スキーで登られるのが一般的らしい。朝に所用で標津町に立ち寄ったので、十二川沿いの駐車地から出発したのは11時前という、山を登るものとしてあるまじきスタートとなったが、ピストンなのでご容赦願いたい。


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トポだと最初は林道を進むことになっているが、いきなり沢の橋が無くなっており、ずぶ濡れの渡渉を強いられる。その後の林道も藪々でイメージと違う。こんな調子で山頂まで行けるのかと不安になったが、主尾根の取り付きからはしっかり雪もあり、順調にシール登行で登っていける。単調な尾根なので、後は黙々と登るのみ。


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稜線直下はハイマツが広がっているが、尾根の左側からうまく巻いていける。ニセピーク直下でスキーをデポしてここから歩きで稜線へ。ニセピークから海別岳も微妙に遠く、シールで頑張って登ってきた方が楽だったかもしれない。


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午前中は快晴だったものの、午後から天気が崩れて、海別岳に登頂した頃にはすっかり曇り空になってしまった。しかし他の知床の山と同様、山頂からの展望は素晴らしい。北面・東面にはそれぞれ海が広がり、その間に道東の山並みが遠くまで続いている。知床縦走をやるなら、本来ここから始めるべきではと思っていたが、遠音別岳との間の落ち込みが結構激しく、標高が低い部分の藪を考慮すると、中々大変そうではある。


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単調な地形なので、下山は滑降であっという間。林道は最後で渡渉を嫌い、藪を突っ切って駐車地を目指したが、最後に柵が出てきて難儀したので、やはり渡渉すべきだった。この日も前日に洗ったばかりのズボンとブーツがドロドロに。この数日間で、GWの知床登山は高い峠から登らないと渡渉&藪漕ぎがもれなくついてくるという事を思い知らされた。


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ちなみに海別岳の入山地には「天に続く道」と呼ばれる道路があるが、下山後の黄昏時にふいにその光景を目の当たりにしてなんとも言えない充実感に満たされた。


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5/6 斜里岳
7:45 根北峠-11:40 稜線-12:35 斜里岳-14:10 根北峠


GW山行の最後のターゲットは斜里岳。今まで何度か移動で通過した根北峠から出発する。山スキー百山には東斜里岳を経由する尾根からの登頂が紹介されているが、藪の状態を見てその選択肢はないなと思い、その尾根のクライマーズ左の沢筋から登っていく。GWを通して入山者が多かったようで、トレースの数も多い。沢へ入るためのトラバースがポイントとなるが、その後はひたすら沢筋を詰めていくだけなのでとても分かりやすい。翌日、再びお会いした管さんに聞くと、この時期は毎月登っているほどのメジャールートらしい。


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標高1376mの稜線鞍部に到着してからは山頂までの進み方をどうするか悩むが、一旦沢筋に落として夏道登山道沿いに登り返すと、急な尾根歩きをパスしてスムーズに進める。山頂の手前は途中で細尾根になるが、この日は強風であおられて危険なのでスキーをデポ。最後は吹き飛ばされそうな強風の中、這いながらピークに立つ。相変わらず素晴らしい景色だが、飛ばされたらかなわないので、早々に退散。先ほどのコルには後続の山スキーヤー三人組の姿があったが、この風で難儀する我々を見てか撤退していった。復路も同様に一旦沢を落としてから、1376mのコルに登り返す。


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この日も海別岳に続き、快適な滑降で下山。赤テープに従って登りで沢に入った地点よりもだいぶ上から尾根に取り付くと、シールなしで台地に戻ることができた。後は緩斜面をだらだら下って根北峠へ。下山後に斜里岳の山頂を見上げると、もの凄い速さで雲が流れており、ギリギリの登頂タイミングだった様子。


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この日は北見に宿を取ったので、GWを通して満喫させてもらった知床を離れることとなったが、最後に清里の温泉から見た斜里岳や海別岳の姿が美しく、改めて素晴らしい場所だなと感じさせられた。


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5/7 移動日
北見周辺を散策した後、女満別空港から帰京。留辺蘂町山の水族館がかなり個性的で面白かった。
帰省から戻られた管さんからも色々と情報を伺い、よいGWの最終日となった。今度はぜひ三月の流氷に囲まれた知床を訪れてみたい。

GW知床スキーツアー②

5/3 知床連山縦走①
10:00 羅臼側ゲート-16:00 C1


斜里から羅臼まで移動し、9時にオープンする羅臼ビジターセンターで再びクマスプレーをレンタル。職員の方にこれから入山する旨を告げると、にこやかに頑張ってくださいと送り出してくれた。相変わらず雪崩の影響で知床横断道路は通り抜けできないが、この日からウトロ側は知床峠まで、羅臼側は羅臼湖登山口までなら入れることとなったので、ゲートで10時のオープンを待つ。
ゲート前では地元の山岳会の方が大勢いらっしゃり、色々と情報を頂く。あちらはこれから羅臼湖をベースに様々な斜面を滑られるとのこと。あの辺はヒグマの足跡がありましたけど…と聞くと、普通にいるよーとにこやかに答えられていたので、地元の山屋さんにとってはその程度の感覚なのだろうか。


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羅臼岳までの登路は間欠泉からの夏道登山道もあるが、結構トラバース箇所も多い。直観的にハマりそうだし、積雪期は登山川の右岸尾根を登るのが一般的という情報も得ていたので、今回は尾根沿いから登ることとする。しかしさすが標高150mの入山地、知床大橋の基部で川沿いに降り立つが、いきなり厳しそうな渡渉が待ち受けている。だが、ここで早々と帰る訳にはいかないので、多少の濡れは気にせずに渡り切る。その後はすぐに急斜面の草付き、そして笹薮の藪漕ぎが続き、早々に心折れそうになる。また、ヒグマの足跡が多く、その辺の藪に潜んでいるんじゃないかと不安になる。


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標高360mでようやくシール歩行開始。藪の濃い主尾根を避けて左手の細尾根から標高を上げる。標高550m付近の急斜面帯を抜けるとようやく地形も落ち着てくる。上部へ行けば雪も多くてスムーズに進めるだろうと思っていたが、今度は広大なハイマツ帯が行く手を阻み、雪の繋がっているところを探して、迷路の様に進む事となる。行けども行けどもハイマツが途切れることはなく、藪の巻きと藪漕ぎ突破を繰り返しながら進むことになるので、結構消耗させられる。三月ぐらいならハイマツが雪で埋まっており、そこまで気にせずに登って行けるのであろうが、この時期はやはり賞味期限切れであった。


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行く手に屏風岩が見えてきた辺りで、この日は行動終了。思ったより進まなかったが、風も強くて稜線は大変そうだし、雪崩対策を考えるとまあまあ妥当な幕営地。


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5/4 知床連山縦走②
5:20 C1-8:10 羅臼岳-9:20 羅臼平-10:40 サシルイ岳-14:20 知円別岳-17:45 旧知円別小学校


三時半に起床、国後島からの朝焼けとモルゲンロートに染まる羅臼岳が美しい。屏風岩で夏道登山道と合流して登っていくが、上部に大きなクラックが見えて怖いので、少しでも雪崩リスクを減らすために、途中から右岸の尾根上地形に取り付く。


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クラックは一人ずつ下を素早くトラバースしてやり過ごす。後は石清水まで雪原を登り、スキーをデポしてアイゼンに切り替える。羅臼岳の山頂まではわずかで、8時過ぎに無事登頂。振り返ればこれから縦走する知床連山の山並みがきれいに見える。今回、雪崩により知床峠から諦め、悪天により岩尾別温泉から諦めた羅臼岳の登頂であったが、結果的に一番所要時間の長い羅臼側から登頂することができた。急がば回れ


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石清水に戻ってからはいよいよスキー縦走。羅臼岳までは藪に行く手を阻まれて長かったが、稜線上は特に邪魔するものがなく、一気にペースがあがる。


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まずは岩峰が特徴的な三ツ峰を鞍部からパスして、シールを外さずに滑り、サシルイ岳の登りへ。ここから振り返ると、三ツ峰の鞍部に羅臼岳がピッタリはまり、漢字の「山」の字を体現したかの様な特異な景色を拝める。


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サシルイ岳からの下りは斜度も急になるので、シールを外して滑降。シュカブラが発達しており、ちょっと滑りづらい。コルの池(標高1319m)にはヒグマの足跡。この時期、こんな高さにもいることに驚き。


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オッカバケ岳を過ぎ、二ツ池を横断して、南岳の登りに差し掛かる頃、照り付ける太陽にやられてやや熱中症気味に。GWの山スキーなのに帽子を忘れたのが敗因。雪に練乳をかけた即席かき氷でなんとか暑さを凌ぐ。南岳に到着すると、眼前に荒々しい硫黄岳の景観が広がり、今までとはまた違った雰囲気となる。


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稜線上の凹地にポツンと佇む美しい池を過ぎ、最後の知円別岳のピークを目指す。夏道沿いに進んで行くが、最後の標高差50mは登山道がないのでスキーをデポして登る。知円別岳の山頂からはこの日歩いてきた稜線は勿論、硫黄岳の向こうに知床岳、海の向こうには国後島という素晴らしい展望が広がる。特に国後島の爺爺岳(チャチャヌプリ)は標高1822mだが見事な二重火山で、海上に堂々と聳え立つ姿は4000m峰ぐらいの迫力がある。


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入山前の地元山岳会の方の話だと、ここから一時間ぐらいで下山できるよとのことだったが、相変わらずハイマツ帯が広がり、安易に下ると大ハマりしそうな地形。現在地を確かめながら慎重に下っていくが、藪が出てくると右から巻くか、左から巻くかで都度悩まされる。しかし、たまに出てくるオープン斜面で、海に向かってザラメスプレーを上げながら滑るのは最高に気持ちいい。


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途中で10分前に歩いたばかりと思われる鮮明なヒグマの足跡を見たりしながら、どんどん標高を下げると、行く手で獣の気配。笛を鳴らして、クマスプレーを片手に進むが、今回はどうやら鹿だった様で一安心。

標高300m以下はもはや滑れるほどの雪が残っていないので、あきらめて板を担いで藪漕ぎ。背丈以上の藪を鉄塔を目標に漕ぎ進む。ブーツとズボンがドロドロになった頃、ようやく道路が見え、旧知円別小学校に降り立つ。


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18時台のバスで羅臼に戻ろうとするが、よく見たらこの日は欠便…、下界ビバークかと思いきや、偶然通りかかった地元の方が軽トラで運んでくれるとのことだったので、お言葉に甘えさせてもらう。結局、駐車地の自然センターまで運んでもらい、お礼に名前を聞こうと思ったら、いいよいいよと颯爽と立ち去っていかれた。番屋をやられている方らしいが、これぞ羅臼の漢、という感じであった。

自然センターの方にも下山報告をした後、熊の湯で汗を流して羅臼のコインランドリーで洗濯。長い一日だったが、今回の主目的である知床連山の縦走ができて満足。この日は道の駅で就寝。


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(③に続く)

GW知床スキーツアー①

GW知床スキーツアー(2017/4/29~5/7)
メンバー:Minapoさん


GWは北海道の知床へ。全九日間のうち、入山は六日間。序盤でまさかのトラブルに見舞われるも、全体的に天気にも恵まれ、知西別岳羅臼岳~サシルイ岳~知円別岳、海別岳、斜里岳に登頂することができました。

ちなみに今回、ドローンを入手して山で飛ばしてみましたが、山の魅力を伝える一つの優れたアプローチだなというのを再認識させられました。撮影や編集スキルはまだまだですが、本ツアーのまとめ動画も作成してみましたので、よろしければご覧ください。

 

知床連山スキー 2017 GW; Shiretoko Range in Aerial, late spring 2017 from HRMT on Vimeo.


4/29 移動日
羽田から飛行機で女満別へ。レンタカーで能取岬能取湖サロマ湖を散策した後、網走泊。網走周辺は関東だと名の知れた景勝地になりそうな水芭蕉の群生が至る所に見受けられるが、地元の方は潮干狩りの方に関心がある様で正に花より団子。北海道の開放的な雰囲気を存分に満喫して、明日からの登山に備える。


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4/30 知西別岳
10:30 登山口-11:10 羅臼湖-12:50 知西別岳-15:00 登山口

網走から知床はウトロを目指して早朝ドライブ。海岸線の向こうに浮かび上がる知床連山の姿が神々しい。オシンコシンの滝を見学した後、ウトロの道の駅へ。本日は現地の知り合いの管さんと行動を共にすることになったので、ここで合流してゲートへと向かう。
知床横断道路はGW連休に入るタイミングでオープンするが、開通可能時間は10時~15時半。オープン直前になると、ゲート前に長蛇の列ができる。今回はまだクマスプレーを入手していなかったので、ゲート前の知床自然センターでレンタルすることに。レンタル料は一日1000円、使用した場合は10000円とのこと。
知床エリアの山スキーは三月までが適期の様で、GWに下から登山すると藪漕ぎに難儀するらしい。但し、知床峠(標高738m)や根北峠(標高487m)からのスタートであれば、最初から雪の上を歩けるのでGWでも人気があり、知床横断道路からのアプローチだと、夏は登山道のない羅臼岳への南西ルンゼからの登頂や、羅臼湖経由の知西別岳登頂がメジャーの様だ。


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この日の入山者も多く、知床峠には多くの登山者の姿。羅臼湖方面にも続々と山スキーヤーが出発していく。ゲート内では5時間半のタイム制限があるので、こちらも急いで準備して出発。登山口から羅臼湖まではゆるやかな地形を軽く上り下りしながら進んで行く。


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羅臼湖は氷結が溶け始めているので警戒して北側から巻いたが、後から来たボーダーの方がツボ足でド真ん中を突っ切っていたので、意外と大丈夫らしい。その後すぐに川が横断しているので、先行パーティは右手から大きく巻いていたが、近づいてみると渡渉ポイントがあり、結果的にまっすぐ進むことができた。周囲にはヒグマの足跡が多く、ただよう風も若干獣臭い。


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川を過ぎると、後は知西別岳の稜線まで沢型をひたすら詰めていく。上部はやや急斜面になっているが、雪もゆるんでおりなんとかシールで登れる程度。稜線に出てからハイマツ地帯を少し過ぎると、やがて知西別岳の山頂に到着する。稜線の向こう側には遠音別岳が裾野を広げて鎮座している。


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山頂は強風でゆっくりしていられないので、早々に下山開始。ハイマツ帯を下部からやり過ごした後、先ほどのルンゼを羅臼湖を眼下に快適に飛ばす。今回はじっくり撮影をしながらだったが、その気になれば山頂からノンストップで羅臼湖まで来られそう。
帰りは羅臼湖の上を歩いてみたが、雪が切れているところは普通に水が出ており、黒部湖横断の感覚からするとやはり不安…。そもそもシールが濡れるので、スリルを楽しみたい人以外はやはり巻いた方が無難。


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15時に下山してウトロ側に戻り管さんと別れるが、この直後に知床横断道路が雪崩れて通行不能になり、この後数日間(5/1~4)通り抜け不能に…。タイミング的に下手したら喰らっていたかもしれない。幸い負傷者はいないとのことだが、この時期にこの道路を開通することの難しさを実感させられた。


5/1 岩尾別温泉~極楽平
7:50 岩尾別温泉-12:00 極楽平-13:20 岩尾別温泉

前日の雪崩の為、知床峠からの縦走が不可能なので、急遽海岸側から羅臼岳を登ることとして、ウトロ側の登山口である岩尾別温泉に向かう。ここは山スキー百山にも紹介されているルートだが、序盤の尾根沿いの登山道はしばらく担ぎで登ることとなる。担いだ板に枝が引っかかりちょっと厄介。ようやくシールが使えるようになったと思っても、複雑な地形とハイマツであまり快適には登れない。


また、寒気が入っている為か、知床連山の稜線はぶ厚い雲に覆われており、途中で完全に登頂意欲を消失。極楽平で行動打ち切りとして、下山することとする。


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下山は登路のスキーヤーズライトの沢を下るが、ここもヒグマの痕跡が多い。狭い沢だが序盤はそこそこ快適。しかし後半は小石の地雷原で、最終的には雪がなくなり完全に沢下り…。泥壁をダブルアックスで下降したりしながら沢沿いを進むと、右岸に踏み跡らしきものが現れ、なんとか無事に岩尾別温泉まで戻ることができた。


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山行の内容的には残念だったが、後半かなりのアドベンチャーで、知床の自然を存分に体感できた。しかし今回の主目的である知床連山の稜線がまた少し遠くなった気がする。
早めの下山で時間も余っているので、まずは知床五湖を散策。ヒグマへの注意勧告があるので、事前のレクチャーがやけに丁寧。この時期は雪の影響で半周しかできないが、整備された木道からは素敵な景観を楽しめる。知床連山を一望できる展望が売りとのことだが、相変わらず稜線は厚い雲で覆われている。続いて、フレペの滝(乙女の涙)を散策。上からはわずかな染み出ししか見れなかったが、海から見るとまた違って見えるらしい。


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最後に知床観光の締めとして、知床自然センターの映画館並みの大型スクリーンで「四季知床」を鑑賞。空撮を多用した迫力のある映像に刺激されてモチベーションも徐々に回復。なんとしても縦走してやろうという気になったので、立ち寄ってよかった。但し翌日も悪天予報なので、一旦斜里まで撤退して、明後日からの行動に備えることとする。


5/2 休養日
昼過ぎまで天気が悪いので休養。午前中は網走の民俗資料館で時間を過ごし、午後は芝桜公園、屈斜路湖、硫黄山摩周湖などをめぐる。この日を挟んで二日間、斜里のクリオネキャンプ場のゲストハウスで過ごしたが、相部屋ではあるものの、宿泊費1500円で風呂付き、炊事スペース利用可でなかなか快適であった。ライダーは勿論、登山者や海外からの利用客も多い。

斜里の街にはやたら海産物が充実したスーパーがあるので、ここで魚を仕入れて、あら汁やらムニエルやらを作る。ちなみに斜里には坂本ホーマというホームセンターがあるが、アウトドアコーナーには飛行機で運べないガス缶を始め、ジェットボイルやシュラフなど各種アウトドアギアが完備されており驚いた。今回は空港横のレンタカー屋でガス缶を購入したが、次回からはここへ立ち寄りたい。


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(②に続く)