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雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

足拍子稜線漫歩

先日の雪崩で紛失したスキー道具一式はすでに新規購入しましたが、冬と春の境目でカチカチ山のシーズンが始まるので、この時期にやるなら雪稜。ということで、会の新人さん達と定番の足拍子へ行ってきました。

 

 ルート:荒沢山~足拍子山

メンバー:MKさん、Iさん、Yさん

 

3/29(土)

6:15入山-8:30荒沢山-12:30足拍子山-15:30下山

 

土樽駅に車を止めて入山。登山口に二人組がいたので話を聞くと、我々と同じ荒沢山~足拍子の計画だった。この後、この方達とは終始同じペースで進んでいくことになるのだが、途中で話を聞くと、なんと渓のポパイことTさんその人であった。まさかこんなところでお会いできるとは。

 

雪はグサグサだが、そこまで埋まるわけでもないので、荒沢山までの700mUPは二時間ちょっとで終了。そういえば、半年前に 荒沢山ダイレクトスラブ からも登頂していた。

晴天の元、谷川周辺の山が大パノラマで広がり、中々気持ち良い。万太郎や仙ノ倉方面でスキーしている人は楽しそう。メンツがいればそっちにも行きたかった。日が登るにつれて気温も上昇し、ヤッケを着ていると暑すぎるのでウール下着一枚で行動。

 

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ここからは細い稜線を進むが、特に難しいところもなく、初心者を連れていくのにちょうど良い按配。我々は四人パーティだが、練習の為に二人ずつで別行動とする。

懸垂一ピッチを交えて稜線の最下部に下りた後、今にも崩れそうな雪の上を適宜ロープを出しながら進むが、トップがトレースを付けた後だと、特にロープの必要性も感じないくらいのレベル。時間が経つにつれて小規模な雪崩の発生が増えてくる。

 

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終始快適な稜線歩きで、三時間程で足拍子山手前の広い斜面に到達。最後はロープもいらず、ひたすら高度を上げるのみ。

足拍子山頂は雪庇が張り出しており、また全層雪崩が起きたら谷底に真っ逆さまなので、これ以上は危険と判断して直前でストップ。南峰との間の開けた場所まで下りてから休憩。

 

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ここで隣で休憩していたTさんと奥利根の沢について、色々と情報交換。昨年どちらも入渓していた利根川本谷は、八月は最初に入渓したパーティ以外はほとんど魚影を見ることはできないが、九月になると遡上してくる個体が増えてくるとのこと。通りで釣果に大きな差があったわけだ。Tさんは50cmの岩魚を釣ったそうだが、活きが良すぎて竿を一本へし折られたとのこと。

 

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足拍子南尾根の下りはロープなしでも行けなくはないが、一部滑落が怖いのでしっかりロープを出して確保。グサグサ雪なので、足元が崩れやすくてやや危険。

途中、鋲付きの長靴とストックだけのおじさんに凄い早さで抜き去られたが、あんな登り方をしているといつか事故りそうで見ていて恐ろしい…。

 

最後は雪の途切れた尾根上を歩き、15:30下山。

何気にスキーばかりしていて今シーズン初の雪稜であったが、好条件の元、新人さんとの楽しい山行となった。

四月はできればもう二本程、雪稜に行っておきたいところ。