雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

中ア中田切川周遊

9/1(土)

6:15林道ゲート-7:00入渓-12:00大岩-13:00曇りの滝(巻き開始)-14:30テンバ

 

大荒井沢は曇りの滝までは平凡。魚影が見えたので釣竿を振ってみるものの、釣果はなし。横綱の滝はフリーで登り、二俣で大荒井沢に入って、10mCS滝を巻く。

落差120mの曇りの滝に到着すると、ようやく視界も開け、駒ヶ根の遠望も楽しめる。

 

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滝の巻きはそれなりに踏まれているが、調子に乗って上がりすぎると岩稜帯に出てしまう。登り上がる前に滝の落ち口に向かってトラバースした方が良い。途中で2回ロープを出し、一時間四十分で巻き終了。

 

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滝上部の適地にてタープで幕営。ブルームーン翌日の十六夜月に照らされながら、焚火を楽しむ。

 

9/2(日)

7:20テンバ-9:20避難小屋-10:00空木岳山頂-12:10マセナギ-15:15入渓点-15:45林道ゲート

 

昨日の行程はあまり快適な遡行とは言えなかったが、大滝上からはお花畑の中、小滝が連続して快適な遡行を楽しめる。

最後の最後の15m滝を念の為ロープを出して登ると、沢のツメできれいな空木岳避難小屋に到着。

 

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ここから空身で空木岳に向かうが、残念ながら山頂は強風&視界なし。早々に避難小屋に戻り、池山尾根沿いに登山道をしばし下って、下降路として設定している荒井沢に入る。

荒井沢は上部はガレ、下部は河原で滝はなし。遡行対象には到底成り得ない沢だが、マセナギから二時間半でゲートにつくので、車回収には便利。

駒ヶ根ソースかつ丼で締め、南アルプスに掛かる大輪の虹を横目に帰路に着いた。

 

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