雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

釜ノ沢 ワンデイ

5/26(土)

5:15西沢渓谷-5:50鶏冠谷出合-6:15ホラの貝ゴルジュ-8:10釜ノ沢出合-9:10両門の滝-11:00水師沢出合-12:20甲武信小屋-12:45甲武信山頂-13:30甲武信小屋-16:10西沢渓谷

 

前日、道の駅でビバーク。翌朝、早朝から歩きだす。つり橋を越えたところから一般道を外れ、今は廃道扱いの甲武信ヶ岳旧登山道へ。

渡渉をしながら河原を歩き、それぞれ思い入れの深い、ホラの貝のゴルジュ、乙女の滝、東のナメ沢を通過。

 

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歩き出しから2時間ほどで釜ノ沢出会いに到着し、沢装備を整える。

魚止めの滝や両門の滝などの大滝は全て巻き道がしっかりしており、初心者でも問題なく進める。

 

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長い中だるみを経て終盤に差し掛かると、雪渓の姿。ここでは雪渓は登らず、脇のホールドが沢山ある水流の中心を登ることに。しっかりしたホールドがあり容易く登れる。

最後、ポンプ小屋を見送ると、10分かからずに甲武信小屋に到着、荷物をデポして山頂へ。歩き出しから7時間あまりで山頂に着いた。山頂は晴れ渡り、虹彩が出ていた。

 

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その後、北斜面から下山する。かなり雪が残っており、30分以上濡れた沢靴で雪の中を歩く。雪が途切れてからは、徳ちゃん新道をサクサク下り、計11時間程で下山。

新人を連れた沢はじめとしては少々長めだったが、天気も良く充実した山行となった。