雪中松柏 愈青々

徒然なる山の備忘録 

澄川&容雅滑降

3/3(土)

10:00三田原第3高速リフト上-13:30高谷池ヒュッテ14:00-[火打南面滑降]-16:00高谷池ヒュッテ

 

いつもの様に、第三高速から三田原山へ。外輪では変わらず妙高本峰が迎えてくれる。三田原山山頂まではトップでラッセルしていたが、滑降準備をしている間に後ろから熟練者風のパーティが追いつき、抜き去って行った。

後で確認したところ、どうやら火打山の風で有名なT田さんらしい。

高谷池ヒュッテについた頃には、小屋の奥で宴会が始まっていた。

 

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我々は荷物を置いて火打山の肩まで登り、火打の南面を滑降してから小屋に戻る。

中では豪華な鍋やつまみに大量のお酒と、羨ましすぎる宴会が繰り広げられており、その横でしょっぱい夕食をかきこんで、布団完備の小屋で、無駄に持参したシュラフを広げて早々に潜り込む。

 

3/4(日)

7:00高谷池ヒュッテ-8:30火打山-9:00[澄川滑降]10:00-12:00容雅山-[北桑沢滑降]-13:20第三発電所-15:00菅沼

 

快晴の元、火打山ピークへ。火打の山頂は三回目だが、いつも晴天で愛称が良い。

 一旦、肩に戻り、ここから澄川へドロップイン。日本海を望みながら、最高の気分でシュプールを刻む。

 

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澄川は適度な斜度で、狭い部分で雪崩に注意さえすれば特に問題はない。斜度が緩くなった辺りで再びシールを付け、容雅山に向かって再び登り返す。ちょっと手前で稜線に載ってしまったので、細かなアップダウンでやや苦しむ。

また、ピーク直下は日差しがきつくて雪が緩みだし、シールが効かなくて難儀した。

雅山からは再び北桑沢に向かって滑降。パウパウで素晴らしいが、一ヶ所サイズⅠの雪崩に足を取られて転倒してしまった。

 

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発電所手前は例年は沢が割れるの右岸にトラバースするとのことだが、今年は雪が多いため、最後まで沢筋を滑って降りることができた。

発電所からは少し登り返し、最後は林道を快調に飛ばして新井スキー場手間の集落へ。

 

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杉ノ原スキー場までタクシーで戻り、車を回収して帰京。

暑いぐらいの日差しの下、念願の澄川を滑降でき、山禁解除直後ようやく満足のいくスキーを楽しめた。